前に宮崎駿さんと対談した事があるんですが、30秒で決裂して鈴木敏夫プロデューサーとか、日テレとか徳間の偉い人が取り持ってくれて対談が継続したんで すが、私が彼を怒らせたきっかけは「魔女の宅急便」と「耳をすませば」について宮崎さんは女をわかっていませんねと言ってどうも彼を直撃したようです。図 星だったようです。それは僕が少女漫画評論家を看板にして女の子がわかっているマンガと女の子がわかっていないマンガは一目瞭然で、宮崎さんのこの2本の 映画はわかっていない。僕の大好きなラピュタの女の子シータ、あるいはコナンの女の子ララちゃんと同じでしょう。出てくる女の子のキャラクターが造詣さえ 違え同じで、いつも同じずりネタみたいな感じ。そういう意味でわかっていないんだな。観念しかないんだなと思った。

(宮台真司 2008年07月18日TBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」より)